今日は、私が留学生時代に経験した初めてアメリカ人の警察官と話した時の話をします。
なぜ1人の留学生が地域の警察官と話す事になったのか?も話していきます。
アメリカ現地の警察官に八つ当たりした時のお話
留学3年目、私はアメリカ人のクラスメイトの友達に人種差別的な発言をされました。
とりあえず自分のアパートに帰ってきて、友達に来てもらってそのことを話しました。
そのことに怒った友達はFacebookで彼らにメッセージを送りました。怒り心頭の。
そのメッセージを見たクラスメイトたちが警察に私に脅迫されたと連絡しました。
そして地域の警察官が私に話を聞きたいと訪ねてきたのです。
私はもう「は??????」でした。
こっちがアジア人全体を差別するようなことを言われたのに
私が通報されて私が対応しなきゃいけないわけ????
友達のメッセージは私は何一つ関与していませんでした。
結果友達が送ったメッセージが事態を悪くさせることになってしまったけど
悪気がなかったことは知っている。
警察が来たとき、警察の態度は最初は「私が悪い」前提でした。
そりゃそうだ。私が通報された側なんだから。
私が怒り始めたのは、クラスメイトが自分たちのことを棚に上げて
私の友達が送ったメールは私が全て指示したものだと警察に言ったらしいということを聞いてから。
そっから私は警察官に完全に八つ当たりし始めました。
私は傷ついてアパートに帰ってきて、友達に連絡しただけよ!!!
と。
こんな嫌な目にあった私が、一体何をしたというの?
What do you want from me?私から何が欲しいわけ?
Why shoud I be questioned?なんで私が色々聞かれなきゃいけないわけ?
みたいな。
なんかもう、今日あった嫌な事を警察官に愚痴り始めて最後の方は八つ当たりでした。
でも私は加害者ではないということはギャーギャー言ったから分かってもらえた。
警察官が帰った後は疲れ過ぎて友達のアパートのソファーでぐったりしてました。
怒りを放出するって疲れます。
留学生が初めてアメリカの警察官とまともに喋った機会が、まさか自分の意見というか怒りをまくしたてるような経験になるとは本人も思ってませんでした。
人種差別は本当にあります。
でも2016年でそんなあからさまに人種差別する人は一部の変な人です。
現に人種差別に対しては多くのアメリカ人が敏感に反応します。
私は守ってくれたり一緒に怒ってくれたり良いアメリカ人達が周りにいました。
今の夫もその1人。
7月25日にアメリカの民主党大会がありました。
そこでミシェルオバマの「私は毎朝黒人奴隷が建てた家で目覚める」という
大変強いメッセージがありました。
"Look how far we've come"
かつて黒人奴隷が建てた建物に黒人大統領と黒人ファーストレディが住む時代になった。
つまり、ヒラリーが大統領になればヒラリーのおかげで自分たちの娘にとって女性がアメリカの大統領になれることは当たり前の時代になるということをミシェルオバマは言いたかったんだけど
2010年を過ぎても信じられないくらい柔軟性がなく見識が狭い人間には会う。
でも何かは変わると望むことをやめるべきではない ということですね。
Ellie K