英語学習そのものには全く興味がなかった人間でも、英語を通して学ぶ知識は大好きになれる。
今日は英語学習のためというより、素晴らしい洋書3冊を勧めます。
私は辞書のように分厚い本を持ち歩くのが嫌いなので全て薄めの本です。
Orphan Train by Christina Baker Kline
主人公は世界恐慌時代の孤児。
孤児たちがニューヨークからOrphan Trainという孤児列車に乗せられて、
駅に着く度に誰かが「新しい家」に引き取られていく実際にあった話。
列車内で知り合った孤児も途中で引き取られていく…。
この話は2つのストーリーがあります。
気付いたらもう最後のページだ!と思うくらい物語のスピードもちょうど良い。
紀伊国屋の洋書コーナーで紹介されていたので興味を持ちました。
これは次に何が起こるのか気になってどんどん読み進めてしまう系の本でした。
Into the Wild by Jon Krakauer
筆者の文の描き方によって事件に巻き込まれるかのようにInto the Wildの中心人物、
クリスに関して興味を持って読み進めてしまいます。
クリスという1人の若者の死をきっかけに人間が森の中で生きるということ、
人間とのコンタクトを犠牲にして自然と生きることについて考えてしまう作品。
最初の出会いは環境文学のクラスを取ったのがきっかけでした!
これは映画にもなっています。
映画のほうが分かりやすいのかもしれないんですけど本もすぐに読めます。
Ram Dairy by Hunter S. Thompson
Hunter S.Thompsonの初期の作品。アメリカ人の中でも知っている人が多い著者です。
なんかダラダラした場所でダラダラ働く中年の話をダラダラ読んでたら気付いたら終わってる本。このぐらいの方が疲れなくていいかも。
ハンターSトンプソンの文の書き方は何故か引き込まれる不思議な魅力がある。
登場人物の言葉がたいへん悪いです笑 この本で悪い言葉には色々出会います。
これも映画になってます。でも、原作の方が遥かにいいです!
まとめ
以上です!
英語学習してて洋書とか読んでみたいけどどれ読めば良いか分からないって人は、
とりあえず読んでみることをおススメします。
留学するときにプロの留学カウンセラーにもそう勧められました。
洋書を読み始めると今までの英語学習の意味付けがされるというか、勉強に「文化を学ぶ」という意味が加わってつまらない英語学習に動きが出ると思います。
英語を学ぶということは、文化を学ぶこと。Blog Solitaire筆者の英語へのスタンスは常にそれです。
だからまあ、映画でもいいんだけどね!
【おまけ】今読みたい本
今読みたいのはThe Martianです!もう買いました!
マットデイモンと宇宙が大好きだからです!笑
日本ではオデッセイという邦題で既に映画化されてます。
我慢できないで少し読みましたが面白いです。
映画ができたときこの原作はまだ完成していなかったというからビックリ。
映画と共に作られたのか、主人公はマットデイモンのキャラクターそのままです。
普通にすこしクスッて笑っちゃう場面もありの、何より舞台が火星。
映画観たあとに読んでも楽しめそう。
私に読まれ待ちされているのが
Paulp Coelhoのアルカミストと
谷崎潤一郎の細雪の英語版です。
アルカミストは確かTimes誌で紹介されてたから興味を持ったため、
細雪は日本文学が英語でどう表現されているのか知りたかったためです。あと、着物が好きだからです。
今日は以上です!