アメリカでまたインフルエンザをもらってきた。前回のインフルエンザから数年。今回のポイントは、前回より私の仕事を休むことへのモチベーションが高まっているところ、そして今年が終わる前に書いておきたかった私の焦り、そんな感じ。
悪いことは2回目までは起こって良いけど、3回目は起こって欲しくない、3回目が起こる前には何をしたら良いのか学んでいたい。「インフルの予防注射いけや」と遠くから声が聞こえてくる。ちなみにこのご時世だから言っておきますと、コロナではなくてインフルエンザだけ陽性が出たときのレポートです。
1日目: いきなり39度の熱でおはようございまーす!
朝起きた時点で「コレはやばい」と寝ぼけた頭でも分かるレベルで体が熱い。カロナール飲んで熱を下げることを試みるも、薬が切れると元どおりの体温になるのでTylenol Cold & Flu Severeを服用。すると夜に熱が下がり咳も楽になり、アメリカの薬しゅごい!とラリりながら寝る。
2日目: あれ?熱下がってない?と思ったら夜にコンニチハ37.5度
朝起きたら無事36.5度なので、あー良かったインフルじゃなくて!と安心しきる。ただし熱が下がったばかりなので1日安静にしようとするものの、雪が降る。雪が見たい私はMr. Kに雪が積もりまくったら車を雪から掘り起こそう!と提案。
…が、雪かき後半から異様に具合が悪くなる私。部屋に戻り熱を測ると37.5度。あっれおかしいな?風邪ぶり返しちゃった☆と軽く捉える私。「外に出るのを阻止するべきだった」と反省するMr. K。
3日目: 37.5度から39度へまたごきげんよう
朝起きたら、耳が聞こえづらい、何か息するたびゼーゼー音がする、頭が痛い、下がらない熱、前回のインフルエンザを彷彿とさせる症状が私を待っていた。前回同様、体調不良3日目で精神不安定になる私。本当は、昨日の夜7時くらいから気付いていた。でも認めたくなかった。しかし、
「多分インフルエンザだから病院に連れて行ってええ!!」
…とはならないのが私。何を隠そう、私は病院が嫌いなのだ。
お分かりになるだろうか、Mr. Kの苦労が。
前回とは違う病院に到着。鼻に棒を突っ込まれインフルエンザ検査をされる。(*前回は口につっこまれた) ついさっき鼻に棒を突っ込まれたばかりの人のような顔をしている頃に、トイレが終わり診察室に入ってくるMr. K。
インフルエンザ検査キットをグルグルしてるナースに
「それは毛が生え始めたり何なり変化があるんですか?」とナースにジョークをかますMr. K。ちょw私もうジョークに笑う体力とか残ってないからやめてくださいそういうの。
「笑 色がブルー寄りならインフルエンザA型、ピンク寄りならB型です。10分ほどで結果が出るので戻ってきますね」ナースが去る。
ナースが戻り色を確認。
「アーハン、インフルエンザB型ですね」
「B!B! 」とシャウトしながら去っていくナース。これが業界用語でいうまーたインフルエンザだよ!ですね?
前回とは違いインフルエンザ用の薬だけ処方され、薬代も診療代も前回より割安で済んだ今回のクリニック。
薬一つ目を飲むも、何故か熱がどんどん上がっていく私。また39度まで上がった…きっと死ぬんだ、夫に愛してるよと伝えておいてください、ってごめんなさい、あなたが夫でしたね…と寝ながら茶番を繰り広げていると夫に「いいから寝ろ」とアイマスクと耳栓をされ寝かされる私。4-6時間後に起きてもまだ熱があったので、2つ目の薬投入。この頃がインフルエンザ特有の頭痛と体の痛みのピーク。2つ目の薬の後、大量の汗を流してようやく熱が下がる。
4日目: 外に行くとか全然無理☆
2つ目の薬で熱は下がるも、頭痛が全然収まっていない。食欲もふっ飛んでいた。3つ目の薬投入後また死んだように寝て起きたら頭痛は少し耐えられる程度になっていた。
この日はMr. Kの仕事用の健康診断の日。Mr. Kが、「ドクターが、妻がB型インフルエンザ患ってるって言ったらアンチインフルエンザ薬をくれた!」と楽しそうに帰ってきた。インフルエンザにならないための薬があるのか。聞いたことないや。という事は…
「隔離なしで、俺もソファーじゃなくてベットで寝れる」あっ今回はあの前回のような完璧な隔離はないんですね
5日目: 頭痛いんですけど。
頭が痛い。熱はないが、頭が痛い。ただそれだけった。私の体はインフルエンザにドン引き状態で、引き続き食欲がゼロだった。
6日目: 元通りとは言えない頭痛
自宅待機最終日を迎える。自分でお味噌汁を作るくらいには回復。頭痛は完全には消えてなかったのであと1日休んでも良いくらいの体調だったが、あまりに繁忙期だった為次の日は仕事に行った。
おまけ
今回初めての病院に行くにおいて、Mr. Kが調べた良さげな病院へ行くことになったが、アメリカの病院2回目の私は
「鼻が口に棒突っ込まれてインフルエンザじゃなかったら鼻に棒突っ込まれ損じゃないですか!!」
と散々Mr. Kにいちゃもんを付ける。
壁に向かってはぁーーーとため息をつくMr. K。
その後私の家族に「そんな優しい夫がいるかこの世に」「病院を探してくれたことに感謝しろ」「ちょっとMr. Kにこちらから謝りたい」と全力でMr. Kの味方をされた。
私のブログを読んでくれていた人はもう気付いているだろう。私がどうしようもない人間だってことを。インフルエンザの予防接種は忘れずにね☆